秋の馬

ケイです。

ツアーのお客さんによく
「季節や状況によって馬の動きや操作の度合いは変わるんですよ~」
と説明していますが、お客さんにはどこまで伝わっているのだろうか?(笑)

まったく同じ馬に乗っていても
「なんて良い馬!」「私の言うことを素直に聞いてくれる!」
「全然言うこと聞いてくれない・・・」「怖い・・・」
「馬って賢い!」「私の事馬鹿にしてる!」
人によって感想は違います。

そりゃ~、生き物ですから、虫が多い日とまったくいない日、
うだる暑さの日と風が吹き荒れる寒い日、
連勤で働き続けている日と休み明けの日、
気持ちも体調も全く違う。
それをふまえて「生き物に乗る」のが楽しいってのを分かってほしい。
車の整備をするかの如く、いつも一定に保ち続けるのは無理です。
乗っている人が、操作の度合いを変えて、一定に動かさなくてはいけないけど、
そこを理解できるようになるまでは少し時間が掛かる。

大事なことほど、ある程度乗馬を続けないと理解できないのが
もどかしい。

秋の馬はひと夏の仕事を超えて、物事に動じることが少なく、
安定感抜群。ただし、人を見ることも覚えているので、
操作次第ではわがままになる。
乗り手の技量が試させる秋ですね。
全ては乗り手次第。

はぁ~、私も頭では分かっているのだけど、難しい・・・(笑)
いつまでも成長できるのは楽しいですね(笑)

Kei

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