夏の忙しさのピークが過ぎました。
ようやく馬達も交代で休憩をとれるようになりました。
明日から会員レッスンも復活です。
馬達も休憩しながら、走り回ってもらいます。
8月はあっという間だったな~。
Kei
ツアー中に、馬についての質問をよく受けます。
立って寝るのか?・何を食べるのか?・1ッか月の維持費?などなど
「馬と仲良くなるには、どうするのか?」この質問もよく聞きます。
必ず、こう答えます。
・まず、時間をかけてしっかり付き合ってください。
・少しづつ、その馬の性格がわかり、やってほしい事、やってほしくない事がわかります。
それらを理解したうえで、いつも人が少しリードしてあげる。
まぁ、恋愛や子育てと一緒で結果がすぐには出ないし、結果を急ぐとロクなことがない。
この仕事をしていて思う事、小学校で馬を飼う。
そして乗馬と馬についてを学び、動物との共存(ペット・労役・食糧)を考える。
馬をおもちゃの様に考える人は、減るでしょう。
Ken2
本日は、洞爺湖出発のアイアンマンレースが行われました。
4kmの洞爺湖水泳の後に200kmの自転車そしてフルマラソンというレースです。
自転車区間の中間あたりでK2ステーブルの前を通ります。
近所の方や、知り合いが参加している友人などがK2の前で応援です!
人間にとっては年に一度のイベントで、ちょっと楽しいですが、
馬達にとっては「何事だ!!」となってしまう。
逃げ出したりはしないけど、みんな何が起こっているのか知りたいのか、
自転車が通る度に首を高くして見ようとしています。
いつもよりも操作は大変だったかもしれませんが、みなさん頑張ってくれました。
これだけ自分で馬を操作できれば大丈夫!
Kei
一般の観光ツアーでも、落馬が無いわけではありません。
馬のトレーニングを日々行い、体調の管理をしていても起こるときは起こります。
もちろん、起こってほしくない事です。
馬にとって、子供も大人も初心者も経験者も関係ないのです。
最低限の操作を行い、自分自身で安全を確保することを伝えたいと思います。
馬は、人にとって都合のいいおもちゃではないですから。
イルカと一緒に泳いで、尾びれで肋骨を骨折することもあるそうです。
イルカの逆襲ではなく、当たってしまっただけでしょう。
馬が人に攻撃はしないです。
想像していなかった動きをされて、バランスを保てず落ちます。
リスクを想像できるのは、経験です。
経験の少ない人に、それを伝えようとしてもなかなか伝わりません。津波の怖さと一緒でしょう。
アウトドアの遊びは、お金で安全を買えません。
お金で、それらを教わる事が出来るのです。
落馬が続いて、少し落ち込んでいます。
Ken2
8月の繁忙期の雨は、中途半端な降り方だと面倒である。
ツアーが中止になるくらい降ってくれると、諦めがつく。
今年の雨は、キッパリ諦めがつくように降ってくれる。
全国的に、雨の被害が多いこの夏。
これから台風の季節ですが、大丈夫だろうか・・・。
Ken2